同友会より−活動報告

【11.08.09】8月度 東支部例会

『自社の現状を把握しよう』

   山梨県中小企業家同友会東支部8月例会では、株式会社SPC代表取締役橘田孝一氏より「自社の現状を把握しよう」~社員との信頼関係の構築・自己変革・自社の経営数値の把握を通して共に発展しよう!~というテーマに基づきご報告頂きました。
 橘田孝一氏は今回の報告に際し、「人を生かす経営/編集・発行:中小企業家同友会全国協議会」の「中小企業における労使関係の見解」を読み返し、今までの自らの経営をふり返ってみたそうです。
 その中には、正しい経営の方法・企業が発展する経営の方法が記載されていることをあらためて認識されたそうです。その例として、「経営の全機能を十分に発揮させるキーポイントは、正しい労使関係を樹立することである。」ということや、「経営者は、職場内の組織を通じ、その他あらゆる機会をとらえて、労使の意思の疎通をはかり、それぞれの業界や企業のおかれている現状や、経営者の考え、姿勢をはっきり説明すると同時に、労働者の意見や、感情をできるだけ正しくうけとめる常日頃の努力が必要である。」ということ等を挙げられていました。
 確かにその通りだと思いました。これらのことは、企業の大小に関わらず、個人事業主である私にも当てはまるものであると認識できるご報告でした。こんなにも身近に経営のヒントが沢山あるのにも関わらず、一度読んでいるはずなのにも関わらず、なかなか実践できていない自分の甘さを痛感させられました。
 橘田氏は、経営者の責任は、まさに「従業員さんを幸せにできる環境をつくることである。」と言っていました。そして、「経営者も従業員さんも行き先・行き方・現在地をしっかりと把握することが重要である。」と表現されていました。
 今回の例会では、「企業変革支援プログラム/編集・発行:中小企業家同友会全国協議会」を使用し、自社の現在地を知る方法を学ぶこともできました。自らの現在地をより正確に把握できなければ、よりよい発展(行き先)もわからないし、発展の方法(行き方)もわからないような気がしました。自らの現在地をしっかりと掴み、共によりよい発展ができるように、今後の経営に活かしていきたいと思います。 あらためて、同友会ではまだまだ学べることが沢山あると実感できる例会でした。
 最後に、自社の現状の把握の仕方や経営者の責任について考え、討論するきっかけづくりとなるご報告を頂いた橘田孝一氏に、例会参加者の皆様に、そして、同友会の皆様に感謝して、座長報告とさせて頂きます。



半田武彦司法書士事務所 代表 半田武彦





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