新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、お正月をご家族や社員の皆様と穏やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
2024年を振り返るとスポーツ界では、大谷翔平選手が「50-50」を達成し、世界中を沸かせてたことは記憶に新しいところです。大谷選手は移籍当初から目標にしていたと聞きます。どんなに高い目標でもやりきる努力を私たち経営者も学ぶべきであると感じます。
この間、目下中小企業の最大の経営課題である人材採用と社員教育に力を入れ活動を推進して参りました。本年1月よりポリテクセンター山梨との共同開発のプログラムの次世代リーダーセミナーが始まります。現場のリーダー層のスキルアップによる職場活性化と各社の教育力の強化につなげて参ります。
また県内の大学、高等学校と連携し、インターンシップや職場見学等を通して学生や生徒たちに働く意義や中小企業の魅力を伝えてきました。中小企業の魅力を感じた県外の学生が数年後には山梨にもどり地域で活躍する未来を実現する活動も進んでいます。
さらに多様性が当たり前になる中「誰もが働ける社会」を実現できるよう、障害者雇用も広げていくために、2月には「バリアフリー交流会」を開催いたします。
本年は同友会の活動を通して地域と連携し、地域づくりを進めていきたいと考えております。そのためにも多くの会員が経営指針を成文化して社内での実践を進める事をお願い申し上げます。
そして地域社会に当てにされる経済団体としてその期待に応えられるよう一社でも多くの会員企業を増やすこと必要だと考えます。お一人おひとりのお力添えを心よりお願い申し上げます。まずは400名そして500名を展望して参りましょう。
2025年は「中小企業における労使関係の見解」の発表から50年を迎えます。「人間尊重の経営」とは社員をパートナーとして捉えることから始まります。社員が仕事にやりがいを持ち、自身の幸せを実現できる会社でなければなりません。
そのためにも本年もぶれずに「入って良かった同友会」と会員一人ひとりが実感できる活動を展開して参りますので共に活動をお願いいたします。
結びに会員の皆様の益々のご活躍と各企業のご隆盛をご祈念申し上げ、年頭にあたってのごあいさつといたします。(2025年1月1日)