第23回参議院選挙の結果を受けて(代表理事談話)
第23回 参議院選挙の結果を受けて(代表理事談話)
2013年7月22日
山梨県中小企業家同友会
代表理事 中村 猛志
第二次安倍内閣が発足し、半年が経過しました。今回の参議院選挙は自民党政権への信任投票の色が強かったと感じます。国民は現政権を信任した形となり、経済財政政策、いわゆるアベノミクスに期待を寄せた結果と受け止めます。
衆参両議院の「ねじれ」が解消した今、中小企業の成長を促す政策を現実のものとし、地域経済の底上げに力を注いでいただくことを期待します。
一方、中小企業の現場では景気回復を実感するに至っていない現実があります。TPPへの交渉参加、消費税増税、円安の進行など中小企業家が直面する重要な課題も抱えています。
私たち中小企業家同友会は、真に豊かな日本経済をつくりあげようと2010年6月に閣議決定された「中小企業憲章」の国会決議をめざすべく運動を進めています。
今、大切なことは中小企業憲章を国民全体に広げ、日本に根付かせることです。また、この憲章を実行するために中小企業庁を「中小企業省」に格上げし、中小企業担当大臣を設置して省庁横断的に経済施策を実施する体制を要望し、働きかけていきます。 以上