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東支部6月例会

「就業規則について考えよう」~がんばれる職場づくりを目指して~

(株)宮下 宮下 和 氏
◆座長報告:(株)宮下 宮下 和

 6月例会は、株式会社大森畜産の大森教員氏に「就業規則について考えよう」~がんばれる職場づくりを目指して~というテーマで報告をして頂きました。
 株式会社大森畜産様は甲府市で約30年にわたり牛・豚・鶏そして馬等の精肉の加工、販売をしております。とくに豚肉には力を入れており、甲州乳酸菌豚「クリスタルポーク」は人気の商品となっております。
 食肉業界は創業当時から、現在に至るまでの聞に流通や販売方法が大きく変わってきたそうです。そんな中でも創業メンバーを中心にまじめにコツコツと努力を重ねてきた結果、顧客の獲得とともに売上の増加、会社の規模拡大へと繋がっていったそうです。
 そして、大森氏は幼いころから家業を継ぐ意思を持っており、県内の同業で勉強したあと今の職場に入りましたが、ある日従業員家族からの不安の声を聞いたそうです。
退職金はどうなるのか?休みについての決まりは?こんな声を聞き、会社の就業規則の必要性に気付かされ、ちゃんと就業規則を作ることを決めたそうです。
 今回のグループ討論では、就業規則にまつわる色々な経験談や「そもそも就業規則とは何故必要なのか?」という話が多く飛び交い、今まで以上に熱い討論が各テープルで行なわれました。また、自分の会社ならではの就業規則についても話をして頂き、「ペット忌引」や「やる気を出す為の手当て」など面白い規則についても意見が出ました。
 各テーブルを回り討論に参加する大森氏と一緒に移動しながら私も話を聞かせて頂きましたが、皆さんがとても熱く、真剣にテーマについて話をされているのが感じられ、ま
た参考になる話が飛び交いとても勉強になりました。
 就業規則は誰のために、何の為にあるのか?会社を守るためなのか?杜員を守るためなのか?報告者である大森氏だけでなく、出席者全員で改めて考えるような、深く意味のある例会になったと思います。

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