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2011年 新春の集い(合同例会)

『2011年 中小企業の経営戦略はここにあり』


 新たな年を迎え、山梨県中小企業家同友会ではアピオ甲府にて「2011年新春の集い」を開催しました。
 記念講演には、寺田秀昭氏(カシオサポートシステム(株)・代表取締役)を講師に「2011年中小企業の経営戦略はここにあり」というテーマで学び合いました。

 ・経営者は会社を継続して発展させなければならない

 寺田氏は自らの経営体験を踏まえて「経営者であれば、その従業員と家族、地域のために会社を発展させなければならない」「経営者は伯楽(中国周代の馬を見分ける名人。転じて、人物を見抜き、その能力を引き出し、育てることができる人の意)となり、優秀な社員の能力を最大限引き出すことが重要です」と強調しました。
 また、経営者は哲学者でなければならない。経験と分析、縁を大切にして多くの仲間と語り合り、自己の哲学を創造して、広げることが経営戦略立案の前提であることを提起しました。

 ・同友会の仲間同士で学び合うことの大切さ

 寺田氏は講演のまとめで「これからの時代は市況の劇的な改善はなく、その中でどれだけ正しい戦略を打てるかが重要です。同友会では、これだけの仲間が集まり、情報や人材育成、経営戦略を交流し合えば、必ず勝ちぬく手法は見つかります」とエールを送りました。

 ・各社の戦略を交流

 講演後は「2011年わが社の経営戦略」をテーマに、グループ討論を実施しました。
 記念講演の学びを踏まえて各社の新年の戦略を交流し「自らの経営姿勢を見直す必要がある」「会社を継続して発展させるという覚悟を持って新年の事業計画に取り組みたい」「社員と一丸となり、目標達成していきたい」といった感想が寄せられました。

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