「会社の弱みを見過ごしていませんか?」
南支部5月例会では「会社の弱みを見過ごしていませんか?」~会社の健康診断で、売上げアップを実現する~と題し開催しました。
同友会全国協議会で刊行されている「企業変革支援プログラム(STEP1)」をもとに、本プログラムの主旨説明を行い、実際に一部分ではありますが診断を行いました。
その後、隠れ家ダイニング文本店の伊藤社長、(株)三木工務所の三木社長に質問形式で感想を伺い、診断結果についての説明と、改善策などについて発表していただきました。
伊藤社長は初めての診断で、自社のどこに強みがあり弱みは何かが判り、また何をすれば改善するのかも明確になったようです。
三木社長は入会してすぐに診断を行い、経営理念を作り一年半ほどしてから2度目の診断を行いました。最初の診断のチャートと、二度目の診断のチャートを比較すると成長ぶりがよく解りました。(実際会社の業績も上向きのようです!)
グループ討論では、診断後の感想と、自社の弱みをどう改善していくかを交流し、各グループの発表も具体的な実践事例が上がり、大変充実したものになりました。
今回使用した、「企業変革プログラム(STEP1)」は、事務局で購入可能なのでお勧めいたします。また、診断結果はe.doyuに登録することで経年変化を見ることも出来ますし、全国平均とも対比をすることが出来ます。
例会を通して「企業変革プログラム(STEP1)」は、会社の状態が客観的に見え、会社の強み・弱みが理解でき、ツールとして最適だと多くの感想がありました。また、この診断結果を真摯に受け止めると、同友会で何を学べばよいのかも明らかになります。更に、この診断を経営者のみならず、幹部社員や従業員にも診断してもらうと、経営者と従業員のギャップがよく解り、どの程度理念が浸透しているか?経営方針の落とし込みがどの程度出来ているか?の判断材料としても活用できる!と、皆様の理解を得られたと感じました。
座長まとめ:長谷川醸造(株) 代表取締役 長谷川正一郎