山梨県中小企業・小規模企業振興条例の制定にあたっての代表理事コメント
2016年3月4日
山梨県中小企業家同友会
代表理事 中村 猛志
山梨県は2月定例県議会において、「山梨県中小企業・小規模企業振興条例」を可決・制定しました。
山梨県中小企業家同友会ではかねてより同条例の制定を要望し、県産業労働部との懇談や会内での学習会を継続してきました。また。2014年10月20日には、県産業労働部長に対し、山梨県中小企業振興基本条例(仮称)の制定を求める要望書を提出し、より具体的な提案を続けてきました。
今回、同条例が制定されたことは本当に喜ばしく、新たな山梨県経済を生み出す「エンジン」となることを確信します。
今後、同条例を真に実効性あるものとするため、会内での同条例に対する学習を継続していきましょう。また、日々の例会などでは経営指針の作成と実践、人材の採用・育成、販路開拓、新たな仕事づくり、地球環境を保全する環境経営などを総合的に学び、各社で実践し、強い体質の企業づくりを前進させていきます。我々経営者の自助努力の下でこそ、この条例とそこから展開される各施策が生きてくるのだと思います。
同条例の制定にあたり、当会会員一同、地域経済に責任ある経営者として改めて経営姿勢を正し、産官学での連携を深めながら持続的に発展できる山梨県経済をつくりあげていきましょう。
以上