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5月度 東支部例会

『税理士から見た経営者が学ばなければならないポイント!!』


 東支部5月例会は、『税理士から見た経営者が学ばなければならないポイント』と題して、池田善一税理士事務所 代表 池田善一氏に報告していただきました。
 池田氏は、平成17年に税理士事務所を独立開業し多種多様の経営者(クライアント)を見てきた中で「会社を元気にするため」には経営者が学ばなければならないと実感したそうです。
 平成22年5月、同友会に入会。こんなにも熱い想いを持った経営者達が勉強をしている姿に衝撃を受けたそうです。理念が必要と分かっている経営者、経営者の切実な悩みや想いは大きなパワーがある、会員同士でWinWinのビジネスが行われている、経営者として尊敬できる先輩がいる。池田氏が思い描いていたことが同友会のなかで発見できたそうです。
 平成23年には『会社が元気になるCafe』をオープンし、少しでもクライアントが元気になるため月1回、同友会で学んだことを実践しているとのことです。
 報告の中に資金繰りが悪くなる会社には特徴があるとの話がありました。
 その特徴とは、現金管理がルーズ、税金の滞納。社長の言葉に社員が振り回されている(耳が痛い)、 社員の挨拶が暗い、数字が苦手、資料が散乱、特徴的な言葉として「でも、けど、だって、しょうがない」が出ているなど、会員達は、自分の会社に置き換えて考えていたようです。
 グループ討論では「皆さんが学ぶ一歩を踏み出すきっかけは何ですか」というテーマで話し合われました。
 多くの意見は、必要にせまられて、会社を良くするために、たえず学ばなければいけないと気付いたから、自分に足りないものを感じた時、興味がある事に直面した時、など参加者全員が「学ぶ」という事には、たえず必要性を感じているとのことでした。
 中でも従業員の立場にいる会員が「社長の学ぶ姿を見て自分たちも学ばなければいけないと気づかされた」との発言には、会場から多くの拍手がおくられました。
 今回の、例会では「学ぶこと」はあたりまえの事でありますが、同友会という場は、お互いをより強く学べる姿勢にもっていく場であると改めて認識したところです。
 池田氏には、貴重な報告をありがとうございました。

(有)ピーチ専科ヤマシタ  山下一公

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