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2011年度 新入社員フォローアップ研修会

2011年度 新入社員フォローアップ研修会


半年間の成長と課題を振り返る

 11月16日に開催されたフォローアップ研修会には、7社から17名の新入社員が参加しました。
講座の前半には「半年間の振り返り」として、各自がこの半年間での「成果」と「課題」を書き出し、グループ内で交流。会社は違えども同じ悩みや課題を抱えていることが分かり、また、お互いの成長を確認することで明日からの仕事に対する姿勢を新たにしました。

求められる人材像とコンプライアンス

 続いての講座では「入社半年を経た皆さんへの期待」と題して、中村代表理事(ティーエーシー武田消毒(株)・社長)が問題提起をしました。
日本の企業の99.7%は中小企業であること、また働く人の約7割は中小企業に勤めていることが紹介され、真に日本経済を担っているのは私たちであるという自覚と誇りを持って欲しいと投げかけました。
さらに、企業が求める人材として、①周りの人から当てにされる人材であること、②仕事と人生の関係を捉えることができ、仕事を通して豊かな人生を築いていくことのできる人、③何事にも自主的に創造的に取り組むことができる人、④心身共に健康で自己管理のできる人(想定外を常に想定内にできる人)、⑤人とのつながりを大切にして、常に謙虚に学ぶ人、の以上5つを紹介しました。
また、企業の社会的責任や法令遵守の大切さについて資料を交えて提起し、コンプライアンスとは法令遵守を最低限として、企業が社会的ルールを守り、さらに経営理念を基にして業務を遂行し、顧客から信頼を得ることが重要であることを強調しました。
信頼は一瞬のうちに崩れること(築城10年、落城3日)を肝に銘じて、まずは自らの行動を振り返ること、そして社内の体制に問題があれば改善提案していくことを期待したいと報告しました。
これから仕事を進めていく中で、人に聞くこと(頼ること)、困ったことは相談することなど素直に聞ける人が成長できる人材であること、一日の時間の使い方(タバコ1本で6分のロス、10本で1時間のムダなど)を見直して効率的に仕事を進めていくことの大切さも提起してまとめました。

同期の仲間とじっくり討論

 受講者は報告を踏まえて「学んだこと、気付いたこと」「今後の私の課題と具体的な目標設定」というテーマでグループ討論を実施しました。
討論の発表では、
・法令遵守は前提で、社会的ルールを企業として守っていくことが大切、自己管理を徹底して、必要とされる人材に成長したい。
・仕事が充実すると私生活も充実する。社内でコンプライアンスを遵守する雰囲気をつくっていきたい。業務の知識を深めながら効率よく仕事を進め、顧客からの信頼を得たい。
・人に頼りながらも、頼られる人材に成長したい。企業内ルールと社会的ルールをしっかりと遵守する社内体制を築きたい。分からないことは、その日の内に解決、クリアしていくという姿勢で明日からの仕事に臨む。
とのまとめがなされました。

※来年4月には「合同入社式」及び「新入社員研修会」の実施を予定しております。ぜひ今から参加をご検討ください。

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