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12月度 南支部例会

『経営理念の実践で、顧客が倍増』


 2009年に同友会に入会し3年間で3回の報告をしたという半田さん。
 今回は南支部の例会の為に同友会で何を学び、どう実践して成果につなげてきたのかをご報告いただきました。

 【独立】3年前に山梨へ戻り独立をします。ご自身は「何となく」と言いますが、きっと「誰かのために」という志を持っていたからだと思います。
 【経営理念】同時期に同友会へ入会し例会などに積極的に参加し、2009年の長野合宿で経営理念を作成します。ここが転機だったと半田さんは言います。
 【売上倍増】そこから経営理念を胸に人一倍働き、努力をします。東京で培ったものを山梨で存分に発揮し、お客様の高評価と信頼を得て仕事が増えていきます。当然、売上げも増えます。
 【個人ではなく組織に】そんな忙しい中、もっと役に立ちたいが手と時間が足りない。「自分がもう一人、もう二人いれば・・・」そう考えます。
 【雇用】雇い入れの経験が無いので、最初は自分をサポートしてくれる人を探そうとパートさんを雇います。しかし、パートさんは18日間で辞めてしまいます。どうやら経営理念と情熱を押付けてしまっていたようです。次のパートさんも冴えない表情をしたり、不安を口にしたりします。しかし月1回のランチミーティングや子育て談義でコミュニケーションをとることによって、お互いの理解が深まり、良好な関係で仕事が進められるようになったといいます。
 【壁】今、半田さんにとっての壁は、雇用に対するものです。これを乗り越えて近い将来、司法書士を雇い入れるのが今の目標だそうです。
 同友会との出会いが無ければ成長は無かったと半田さんは言います。良い表現ではありませんが同友会を上手に利用すること、会員に習い会員に学ぶこと、それが成長するための近道かもしれません。
 最後に、お忙しい中、快く報告を受けていただいた半田さんにお礼を申し上げると共に、さらに成長した次回の報告を楽しみにしています。

(有)スエキ文具堂 代表取締役 末木 克巳

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