『厳しい時こそ会員間での連携を』
今回の例会は「自社ＰＲ例会」とし、南支部の会員同士が自社を紹介し、お互いを知る事で会員関連系につなげようというものでした。
起案の背景として、南支部は設立後日が浅く、会員は増加しているが例会参加者数はあまり変わらない。コミュニケーションが上手なメンバーは仲が良くビジネスでもつながりを持っているようだが、入会間もない会員は例会に行っても孤立してしまう。もっと自社の事を伝えたいが、その機会は例会前の名刺交換時に限られてしまい、なかなか打ち解ける事ができない。
そんな状況を見て、本来であれば会員報告とグループ討論という「学び」の例会でなければならないものを、座長の強い希望で幹事会にお願いして実現しました。
手法は「自社ＰＲカード」のフォーマットを事前配布し、例会の出席欠席を問わず提出していただく。例会時にはそれを冊子にして全員に配布する。自社ＰＲカードを基に１社３分間でＰＲを行う。という流れでした。
出席者でカード未提出者は空のフォーマットを見ながら口頭でのＰＲを行い、欠席者のＰＲカードは座長が代読する形をとり、出席者全員が自社ＰＲを行う事ができました。
結果として自社の内容を「明文化する」「言葉で伝える」「書面になって会員に渡る」という宿題に会員が真剣に取り組む機会とすることが出来ました。
今後も継続して自社ＰＲカードの提出をお願いし、南支部全会員の提出を目指します。また、このＰＲカードが他支部に波及し、会員データベースの構築につながる事を重ねて期待いたします。
最後に、この例会が会員関連携につながり、新たな仕事を生み出し、例会参加者が増え、同友会の発展につながる事を期待し座長報告とさせていただきます。
(有)スエキ文具堂 代表取締役 末木克巳
