『一泊の合宿で経営理念を作成』
1月28日から29日にかけて、朝霧野外活動センター(静岡県)を会場に経営指針講座の合宿が開催されました。
経営労働委員会が一年間に渡り合宿の準備を進め、受講者11名と理念づくりのアドバイザーとして支援者11名の22名が参加しました。
経営理念は会社の土台
冒頭、齊藤経営労働委員長は「2日間で経営理念を作成していきますが、自分自身と正直に向き合って欲しい。これまでの経営姿勢を振り返りながら、何のために経営しているのか、どんな会社にしたいのかを軸に成文化していきましょう」と挨拶がありました。
続いて、中村代表理事からの問題提起では、目先の利益の追求では会社は継続しないこと、会社の土台としての経営理念をしっかりと確立してこそ発展があると提起しました。
また、経営理念から方針、計画を作成していくことが大切で、何よりも従業員と共有することが重要であると自社での実践を交えて語りました。
県内人口が80万人を割ることが確実視されている中、緊急の課題として経営指針を作成、実践していかなければ、企業の存続は難しいと危機感を共有して理念づくりに取り掛かりました。
厳しい検討を経て理念を発表
アドバイザーとして参加した会員からは、受講者に対して厳しい指摘もありましたが、何とか受講者全員が経営理念を成文化しました。
合宿の最後には、悩みに悩んで成文化した理念を模造紙に大きく書き出し、全員の前で発表。明日からの実践を誓い合い、集合写真を撮影して閉会となりました。