「プライド」~働き甲斐のある会社をめざして~
◆座長報告:(株)田丸 藤巻一史
5月例会では、東八商事(有)常務取締役、深田斉氏に「プライド」~働き甲斐のある会社をめざして~と題し報告をしていただきました。
深田氏は化粧品販売のお仕事をされておりましたが、実家である東八商事(有)に入社をされました。
華やかな化粧品業界から、廃棄物・浄化槽清掃などの仕事への転換は周囲の人は意外に思われたようです。
深田氏自身は慣れ親しんだ実家ですので悪いイメージを持っていなかったのですが、その後、お客様や人材採用の応募者の反応から、一般の方が思い描く業界や会社のイメージについて思い知らされていきます。一部のお客様には傷つくような発言や行動をされることもあった(ある?)そうです。
また、人材採用の応募者なのに、この仕事をしたくないと言われたりしたこともあったそうです。
採用に苦労した経験から、経営理念やこの仕事の意義を熱く語る面接をスタートして、質を確保できるようになり、若い社員も増えていったそうでず。
グループ討論では、働き甲斐とは?イメージを変える試みは?との問い掛けで活発な議論が展開されました。
また報告者も各グループを回り直接の質問に答えたり、具体的な提案を聞いたり報告者にとっても有意義であったと思います。
いろいろな意見やアイデアが出た中で強引に纏めるのなら、経営者は決して悲観的にならず、ポジティブに、そして諦めずにイメージを変える努力を続けていくことであると思います。いずれの業界、会社にも付きまとうイメージはあると思います。その中で負けずに会社のよいイメージ、個性を出していくには経営者の熱き心が必要だと改めて感じた例会でした。
また、オブザーバー参加された2名の方が熱き例会に感応され入会を決めていただきました。
東支部の素晴らしさがよく表れた例会であったと感じます。