「雇用について考えよう」
11月例会は、半田武彦司法書士事務所の半田武彦氏に報告をして頂きました。
昨年9月に「雇用について考えよう」というテーマで、新規雇用に向けての報告をして頂きましたが、今回はそれから約1年後の報告でした。
半田さんは大学在学中、一人の司法書士の方との出会いがきっかけで司法書士になり、2年前に地元山梨で司法書士事務所を開業したのですが、開業のきっかけは「男として自分の城を持ちたい」という利己的な理由だったそうです。
同友会への入会についても、事務所のPRや司法書士会以外への視野拡大が理由だったと語っていました。しかし、同友会活動を通して多くの気づきがあることを知り半田さんは毎月の例会や長野で開かれた経営理念作り等積極的に参加し、学びと実践を続けてこられました。
考え方も「利己」から「利他」へと変わり、司法書士という仕事を通してお客様に尽くし、社会に貢献するという事が働く理由に変わっていたそうです。その結果、信頼と実績が積み上がり、顧客数が倍増、売上げアップに繋がり、この秋ついに新規雇用をすることになりました。
昨年の報告時に目指していたことを実現したことになります。今回出席した会員の方の多くが昨年の発表からの半田さんの成長を口にされていました。本当に素晴らしいと思いました。
何のために働くかという目標を経営理念として落とし込み、それを判断基準として実践し成果を出した半田さんの報告は同じ会員としてとても刺激になりました。
(株)宮下 甲府営業所 所長 宮下 和