『激動の時代を乗り越える新たな経営』
南支部5月例会では、報告者の(株)アシストエンジニアリング 専務取締役の齊藤勇介氏より『激動の時代を乗り越える新たな経営』~自社の存在価値を深め、3年先を見据えよう~と題して、報告していただきました。
これまでには制度不備による「会社倒産の危機」もありましたが、その後は、「雇用を守ること」「働く場を提供すること」は経営者の重要な責任と考え、農業分野にも進出。今では洋ナシの生産、加工品の商品化を実現しています。
これらの経験の中から、一緒に働くからには、その人が夢を持てるように、社員さんとともに成長していこう、という信念を持つに至ったそうです。 今後は、同友会で理念についてもっと学びを深め、素晴らしい会社づくりを進めて行きたいという決意が感じられました。
アシストエンジニアリングさんだけでなく、企業経営においては今回の震災のように、常に大きな危機に直面する可能性があります。
グループ討論では、そのような事態にどのような心構えで臨むのか、絶えず準備していることは何かあるのか、想定外の事態に遭遇した時の経験は?、などなど、活発な意見が交わされました。
この例会を機に、経営指針と日頃の業務体制を見直して、いかなる経営環境の変化にも耐えうる企業づくりを進めていこうと確認し合いました。
(株)アドヴォネクスト 井上雅博